遅ればせながら、人工王台による女王蜂の育成を始めた。
これは毎年行う重要な作業であり、これから生まれる女王蜂は来年の主力群になる。
幼虫の移虫
人工王台専用の巣枠に、プラスチック製王椀を蜜蝋を溶かしたものでくっつける。
それから、王椀にミツバチの幼虫をセット。
この幼虫は、採蜜能力が高く、大人しく、分峰性が低い群からのものを利用している。
そして、この巣枠をあらかじめ作ってある無王群に預けて王台を完成させる。
移虫した王椀が蓋がけされたら、いちおう成功。
今回は、20個中16個成功した。
たまに王台の中で死んでしまう場合もあるから、まだ油断できない。
完成した人工王台を無王群へ入れる
用意しておいた無王群に、人工王台を1個づつ入れる。
出房を確認
先日、人工王台をセットした蜂群からの出房を確認した。
写真中央上部に見える色の淡いのが、出房した女王蜂。
これから雄蜂と交尾して、産卵を開始したら、女王蜂の育成はいちおう完成する。