巣枠には、ラ式とホ式と呼ばれる2種類のものがあります。
ここでは、ラ式の巣枠について書いていきます。
巣枠の材料
- 巣枠
- 針金
- ハトメ
- ステープル
使用する道具
- エアーコンプレッサー
- エアータッカー
- ラジオペンチ
巣枠の作り方
巣枠の部品です。これを組み立てます。
巣枠を組み立てる
エアータッカーでステープルを打って、組み立てます。
作業をしやすいように、治具を作って組み立てています。
ステープルは横に3箇所、上に2箇所、打ちます。
強度を高める鉄製の金具は、付けません。その分、手間が省けるので楽です。
金具は付けなくても、巣枠が壊れることは、ほとんどありません。養蜂を始めて14年くらいですが、巣枠が壊れることは年に1回あるかないかです。
ハトメを入れる
ハトメを押し込み棒で、針金を通す穴に入れます。
ハトメを入れないと、針金を引っ張った時に木が裂けてしまいます。地味なヤツですけど、いい仕事します。
針金を張る
次に針金を張ります。
使用する針金は、24番(0.55mm)の鉄製針金です。
針金は絡まりやすいので、一升瓶にかぶせて使うと絡まりづらくなるので便利です。
ラジオペンチでギュッと引っ張ります。この力加減が難しい。引っ張りすぎると、針金が切れる。かと言って、ゆるいとだらんとしてうまくない。
このさじ加減は数をこなして、コツを掴むしかありません。
出来上がり
三角コマの代わりに、ステンレス製のネジを付けて完成です。
購入した道具
去年までは、釘をカナヅチで打って組み立てていました。
でも今年からエアータッカーでステープルを打って、組み立てるようにしました。これが便利。何でもっと早く導入しなかったのだろうかと反省。
エアーコンプレッサー
タンク容量4リットルと小型なのですが、十分に使えます。
0.5MPaがちょうど良い圧力。それ以下の圧力だと、ステープルがうまく入りません。
エアータッカー
とにかく軽い!重さが730gと軽いので、作業が楽々出来ます。
エアーホース
ステープル
まとめ
早くエアータッカーで仕事をしていれば良かった。
今までの3~4倍くらいの速さで、巣枠を組み立てられます。