今日は、千葉市若葉区にある直売所まで、蜂蜜を納品に行きました。
千葉市と言っても、周りには畑が多くあるのどかな環境の中にある直売所です。
Audibleを聴きながら車の運転
千葉市の直売所までは、自宅から高速道路を使って、2時間の道のりです。
今日は、Audibleで小説を聴きながら運転することにしました。
東京にいる時は、毎週のようにサーフィンに行っていました。「行きはよいよい、帰りが怖い。」のように帰りの渋滞は、いつも大変。
そんなとき、ふとラジオから流れてくるラジオドラマが僕は大好きでした。ラジオドラマに引きこまれて、渋滞や帰りの運転も苦にならないのです。
Audibleは、いつでもどこでも音で本を読むことが出来ます。ラジオはラジオドラマの時間帯が決まっているので、好きなときに聞くことが出来ません。でもAudibleは、それは可能になるのです。
宮本輝の小説を聴く
今日は、宮本輝の「胸の香り」と「夜桜」を聴きました。
宮本輝は大好きな作家の1人で、東京にいるころは既刊本はほとんど読んでいました。最近は、読んでいなかったのですが、Audibleにあったので聴いてみることにしたのです。
聴いてみると、すぐに宮本輝の世界に引き込まれました。あーなつかしい、この輝ちゃんワールド。
宮本輝の小説って、推理小説を読んでいるみたいなところがある。伏線がいろいろ張り巡らされていて、それが物語を読み進めるうちに繋がってくる。あたかも謎解きをしているような感じがあり、すべてが繋がったときに、「ああ、そういうことだったのか」という快感にも似た想いが湧き上がってくる。
胸の香りという小説も、そんな感じだった。
亡くなった夫の胸の匂いと、ふと知りあった若い男の胸の匂いが同じということを軸に物語は展開していく。
小説家って、何か1つのキーワードを元に、そのキーワードをどんどん広げていって、小説を書いているのだろうか?
この「胸の香り」という小説も、匂いは子供に遺伝することがあるという事実から書いたのだろうか?
小説家って、空想力がものすごく強いんだろうな。