今日は、朝からミツバチの内検作業。
セイタカアワダチソウが満開に近づいているので、ミツバチ達も元気です。花蜜をたくさん出す花があると、ミツバチ達は元気になるのです。
花蜜を集めてくるミツバチ、花粉を集めてくるミツバチで巣門が混雑しています。
巣箱の中は、元気なミツバチがたくさん
8月の終わりから9月に掛けて、ミツバチの数が例年より少ないと心配していました。
ここに来てミツバチの数も増え、元気な様子を見て、ほっと一安心。元気なミツバチ達の姿を見ると、本当に安心してきます。ミツバチ達に僕らの生活が掛かっていますからね。
内検時は、声を掛けています
ミツバチの内検するときは、いつも声を掛けています。
「ハチミツをたくさん集めてくれて、有難う。」
「いつも有難うね。」
また、内検するときはミツバチを1匹も潰さないように慎重に作業します。だから作業時間も、余計に掛かるんですよね。
僕らの生活を支えてくれている仲間を殺さないように慎重に慎重に。
こうして愛情を掛けてミツバチを育てていると、ミツバチ達も美味しいハチミツを作ってくれると思っています。
野菜や花も、声を掛けて育てると成長が良くなりますよね。生き物のミツバチだったら尚更のことです。
なんたって、僕がサーフィンを楽しんでいるときでも、彼らは美味しいハチミツを作ってくれるのですから!
無駄巣にハチミツを貯めている群も
この2段群は、無駄巣にハチミツをたくさん貯め込んでいます。
これはカラスザンショウのハチミツでしょう。カラスザンショウが咲いているときは、少しでも隙間があると無駄巣を作ってハチミツを貯め込みます。巣枠に貯めてくれると有り難いのですが、上手く行きません。巣箱の中の隙間に巣を作って、ハチミツを貯めてしまうのです。
女王蜂の更新はミツバチの声を聴いて
この無駄巣を作っている2段群は、去年誕生した女王蜂です。まだまだ元気なので、来年も活躍してくれそうです。
プロの養蜂家の中には、機械的に毎年女王蜂を更新するという人が多いようです。僕は、そういうことはしません。元気のある女王蜂は、何年も働いてもらいます。
女王蜂を更新する時期は、ミツバチ達が教えてくれます。更新時期になると、ミツバチ達が王台をたくさん作るようになります。
僕は、そういうミツバチの声を聴いて、それに従います。
これって商業的には、どうなのかなー?
僕には、養蜂技術を教えてくれた師匠という人はいません。養蜂をスタートしたときからオーガニック養蜂を目指していたのですが、周りにはオーガニックで養蜂する人はいませんでした。
本を読んだり、インターネットで海外のオーガニック養蜂技術を参考にして、ここまで養蜂をしてきました。
家族を養っていけるだけのことは出来ているので、まあ養蜂技術はそんなに間違ってはいないのかもと思っています。