今年の夏は、一体どうしたのでしょうか?
例年ならば、もうどうしようも無く暑くて暑くて、「なんで、こんな仕事を選んでしまったのか」と後悔しながら仕事をするのですが、そんな暑い日は今年はほとんど無かった。
来年は、夏らしい夏を期待します。
やっぱり、夏は夏らしくないと。たぶん、また後悔するだろうけど。
秋の養蜂作業
いつの間にか夏が過ぎ、急に秋になり、涼しく過ごしやすい日が続いていますね。
今回の作業内容
- 遮光ネットを取り外す
- ミツバチの内検
- 女王蜂の産卵状況の確認
- 貯蜜の状況の確認
- 病気の有無の確認
キイロスズメバチが異常に多い
今年は、まだオオスズメバチをあまり見かけません。
その代わり、異常に多いのがキイロスズメバチ。
キイロスズメバチの天敵はオオスズメバチなんですが、オオスズメバチが少ないせいか例年よりキイロスズメバチが多い気がします。
常にキイロスズメバチが飛来してきて、ミツバチを捕獲して巣に持ち帰っているようです。
あまりにもキイロスズメバチが多いので、巣門に6cmメッシュの金網を設置しました。
キイロスズメバチが巣箱の中に侵入しないようにするためです。
金網をセットした直後は、ミツバチ達は戸惑っていましたが、そのうち器用にするり、するりと出入りするようになりました。
花粉を足に付けたミツバチも、足が金網にこすれて花粉を落とすこと無く、無事通過。
これで、キイロスズメバチの被害が少しでも少ないなれば良いのですが。
2013年の大被害
過去のブログを見ると、2013年、2015年にもキイロスズメバチが大発生しています。
2016年は、少ない。
そして、2013年にはキイロスズメバチの被害で40群が失われてしまいました。
その時は空だったスズメバチ捕獲器が1日で、キイロスズメバチで一杯になるほどの大発生でした。
2013年までは、キイロスズメバチが蜂場に飛んできても、被害が少ないのであまり気にしていなかったのですが 、40群もミツバチを失ってからは、見つけたら捕虫網で捕獲して駆除するようになりました。
さあ、これからはオオスズメバチが大挙してやってくるでしょう。
気の抜けない日々が続きます。