母宅のブロック塀がグラついているのが、以前から気になっていた。
手で押すと、「グラグラ」するのだ。
そして、去年の台風で、さらにもろくなってしまった。
こんど、また大きな台風が来たら、ブロック塀が倒れて隣の壁を壊すかもしれない。
だから、とりあえず、グラついている部分だけを壊すことにした。
大ハンマーやディスクグラインダーで、ブロックを壊したり切断する必要があるのかと考えていたのだが、小さなハンマーだけで壊れた。
「ゴン、ゴン、コツ、コツ」と小さなハンマーで少しずつ壊すことができた。
まさに、案ずるより産むが易し。
ブロックの中に補強のために通してある、横筋と縦筋が錆びてもろくなっていたのが幸いしたみたいである。
鉄筋は、ブロックの中に埋まっているのだけど、錆びるのね。ボロボロだった。
海に近いから、潮風の影響で錆びやすいのだろうか。
たぶん、そうなんじゃないかな。
海辺は、潮風の影響で金属が錆びやすいのが困る。
たとえば、自転車はすぐに錆びてしまい、タイヤを覆っている金属製の泥よけはいつの間にか朽ちて無くなっていた。
東京にいるときは、そんなことは経験したこと無かったので、自転車の変わり果てた姿を見たときはビックリした。
ブロック塀は、結局、1m50cmくらいの幅を壊した。
作業時間は、1時間半くらい。
もっと掛かると思っていたのだが、短時間ですんで良かった。
残っているブロック塀の所々に亀裂が入っているので、後日補修をしなければならない。
ハァ、面倒だなー。