盗蜂が発生
蜂場の見回りをしていると、ミツバチが忙しそうに巣門を出入りしている巣箱があった。
まだ気温が低いこの時期にしては、普通ではない賑やかさである。
もしかして、「盗蜂?」。
ほかの巣箱を見ていくと、同じような状態の蜂群があった。
巣門の前を見ると、たくさんのミツバチの死骸がある。
この巣箱は、蜂蜜を盗まれているほうのようだ。
この状態を放っておいたら、確実に1群が消滅してしまう。
それは、困る。
なので、被害にあっている巣箱を他の蜂場へ移動することにして、盗蜂をしている蜂群に給餌をした。
しばらくの間は、当蜂群がまた悪さをしないかを注意深く観察する必要がある。
見回りの回数を増やさなくては。
ウツボを釣る
またウツボを食べたいと思い、近所へ釣りに行くことにした。
ウツボは、ホント旨いのだ。
先日作ったサバの切身と保冷剤を冷凍庫から取り出し、大型のクーラーボックスに入れ、短い穴釣り用の竿、その他必要な小道具を軽トラの荷台に放り込み、スパイクシューズを履いて、近所の海へ出かけた。
軽トラは、仕事に遊びに大活躍してくれる田舎を満喫するにはできれば持っておきたい道具のひとつだ。
午後2時ころに海に着いた。
ちょうど干潮の時間で水位が低く、テトラの間を覗くと底が見えている。
ちょっと水が少なすぎるかなと思ったが、釣りを開始する。
1投目、何もアタリなし。
でも、サバの切身が無くなっている。
エサを付け直して、2投目。
クン、クン、グググン、ウツボのアタリだ。
ひと呼吸おいてから、竿をあおって合わせを入れる。
グッとした手応えあり、素早くロープをたぐると重いが、さらにたぐると針から外れてしまった。残念。
ウツボはいることが分かったので、俄然やる気が出てきた。
3投目。
同じところにエサを落としていく。
しばらく待っていると、クン、クン、グググンとウツボ特有のアタリが来たので、合わせると、今度は無事に釣り上げることができた。
とりあえずクーラーボックスに入れて、冷水で弱らせることにする。
もう少し釣りをするかどうか迷ったが、ウツボをさばくのに時間が掛かるので、もう家に帰ることにした。
およそ30分の短時間釣行だった。
夜ご飯のおかずを軽く調達する感じは、なんかサバイバルスキルが上がったようで嬉しい。

ウツボの刺し身
2,3日寝かして刺し身で食べてみると、やっぱりフグよりもぜんぜん旨い。