養蜂日記

養蜂家は長寿が多い

お坊さんと政治家は、長生きすると言われますよね。

お坊さんは、毎日が規則正しく、質素な食生活が長寿の原因かもしれません。まあ、ものぐさ坊主もいますけどね。

政治家は、悪いやつほど長生きするってやつかな。

あと養蜂家も、長寿が多い気がするんです。

先日参加した蜜蜂慰霊祭でも、現役で活躍している先輩達が大勢いました。60代、70代が全体の7割くらいを占めていたんじゃないかな。みんな、まだまだ現役バリバリで元気いっぱいの様子。

二千年近くも前のローマのことですが、長寿者が多い地域があり、長寿者の大部分は養蜂家だということです。

100歳が54人、100~110歳が57人、115歳が2人、135歳以上が7人もいました。

養蜂家だから、自分で採ったはちみつ、ローヤルゼリー、花粉を常食していたんでしょうね。

養蜂家に長寿が多い理由

養蜂家に、何で長寿者が多いのか考えてみました。

  1. はちみつなどの蜂産品を常食している
  2. ミツバチに刺される(蜂針療法)
  3. 自然の中で働いている

1.はちみつなどの蜂産品を常食している

ミツバチを飼うことによって得られる食べ物は、はちみつ、ローヤルゼリー、花粉、ハチの子があります。

はちみつも健康に良いのはもちろんですが、ローヤルゼリー、花粉の栄養素もすごいのです。

ハリウッド女優御用達の美容家は、美容に一番効果の有るたべものは「ビーポーレン(ミツバチが集めた花粉)」だと言っています。

花粉は、ミツバチの一番大事な栄養源でもあります。ミツバチは花粉を食べて、ローヤルゼリーを作っているんですよ。

このような栄養豊富なものを常食しているので、養蜂家は長生きなのではないでしょうか。

2.ミツバチに刺される(蜂針療法)

ミツバチを飼っていると、嫌でもミツバチに刺されます。

刺されると、「イタッー」と今でも、ものすごく痛い。

長年飼育しているのだから、痛さに慣れそうなものだけど、これだけは全然慣れない。困ったもんです。

ミツバチに刺されるのは、とても痛いのですが、身体にとっては有り難いのです。

何でかというと、ミツバチの毒が身体に効くのです。

蜂針療法って、ありますよね。図らずも、ミツバチに刺されることで、蜂針療法を受けているわけです。

養蜂家には、ガンが少ない

ドイツで行われた統計調査ですが、職業別にガンに掛かる割合を調べました。

その結果、養蜂家はガンに掛かる割合が1番低かったそうです。

もしかしたら、ミツバチにいつも刺されているかもしてませんね。

3.自然の中で働いている

自然の中で働いているのも、長寿の大きな要因ではないでしょうか。

山の中でフィトンチッドを浴びながらの作業は気持ちが良い。美味しい空気や目に映る緑もストレスを発散させます。

まさに、森林浴をしながら仕事をしているようなものです。

まとめ

ミツバチを飼うと、あなたもより長生き出来るかもしれませんね。

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