昨日小雨の降る中、第三蜂場の内検をしました。
その時やった作業内容は、以下になります。
- 生育状況の確認
- 貯蜜の確認
- 余分な巣脾を取り除く
- 三角コマを取り除く
連日の雨で、生育を心配していたのですが、まずまずの状態でほっと一安心。
貯蜜の少ない蜂群には、貯蜜枠を入れました。
取り外し可能な三角コマを使用しているので、ミツバチを混ませるために三角コマをところどころ取り除きました。
中年の門番の設置方法が間違っていた
さて、スズメバチ対策の新兵器「中年の門番」を設置して10日ほど経ちました。
スズメバチ捕獲器に入っているのはキイロスズメバチばかりで、まだオオスズメバチは来ていないようです。
ということで、中年の門番の効果はまだ分かりません。
しかし、なんと中年の門番の設置の仕方が間違っていました。
なんで間違っていたのが分かったかというと、俵養蜂場から中年の門番の設置方法を書いた資料が送られてきまして、それを読んで間違っていることが分かったのです。

間違った設置

正しい設置
何が間違っているか、分かりますか?
上の写真は、中年の門番の底面が中空に浮いているのがマズイのです。
中年の門番の底は空いているので、底からスズメバチが侵入してしまいます。
下の写真のように、ブロックの下に設置して地面に付くように設置しなければなりません。
巣門スロープの設置も間違い
巣門スロープを設置する場所も間違っていました。
最初に前面に設置したのですが、本当は内側に設置するようです。

巣門スロープは写真のように内側に設置します

巣門スロープを前面に設置するのは間違い
それと、オオスズメバチが来るようになったら、巣門スロープを外したほうが良いそうです。
巣門スロープを伝って、スズメバチの迎撃に出てしまうのを防ぐためです。
アリの住処になっていた
中年の門番を直そうと思って、取り除いてみるとアリの住処になっていました。
ものすごい量のアリの卵。
雨が掛からないので、アリがこれ幸いに住処にしたのですね。
この蜂群はミツバチの数も多く、勢いもあったのですが逃去してしまいました。ものすごく残念。
スズメバチが侵入しないのは良いのですが、アリの住処になりやすいのは困りもんです。