台風による塩害で、野に花がなくなってしまったので、せっせと給餌作業を続けています。
こんなに給餌をしたのは、養蜂をスタートしてから初めてのことです。
例年ですと、秋の花々からたくさんの蜜を集めてくるので、給餌をしない群も多いのですが。
最近は、異常気象による自然環境の変化で、今までに経験したことのないことが続く・・・、はぁ。
巣箱が沈下
昨日も給餌をするために山の蜂場へ行ってみると、1箱だけ大変な状態になっています。
な、何が起こったんだ!
箱が地面にめり込んでいます。
箱に駆け寄り、よーく見てみると、箱の下に置いてあるブロックが土のなかに沈んでいる。
ミツバチの箱をどけてみると、
大きな大きな穴が開いているではありませんか。
その穴は、直径5,60cm、深さ1mくらいある。
なんで、こんなに大きな穴が開いたのだろう。
穴の下の方を見ると、水がチョロチョロ流れている。
長い時間を掛けて、水で侵食されたのかもしれない。
これも小さな土砂崩れだ。
このあたりでも、一見頑丈そうな場所に見えても、土砂崩れが起きている。
土砂崩れは、どこで起きるか分からないから怖い。
幸いなことに(本当は違うけど)、この群は消滅して空っぽだったので、ミツバチに被害はありません。
日本ミツバチに給餌
先日入居してくれた日本ミツバチに、ウエルカムドリンクとして砂糖水を与えることに。
西洋ミツバチ用の給餌器を箱の下の段にセットしました。
そのとき、継ぎ箱を持ち上げて中を覗いてみると、ソフトボールくらいの大きさの日本ミツバチの塊が見えます。
なんとも小さい。
こんな少ないミツバチの数で冬を越せるだろうか、少し不安。
縁があって入居してくれたのだから、越冬対策をしっかりやってあげよう。