養蜂日記

2016年2月29日 ミツバチ初内検 オオイヌノフグリの名前の由来

先日になりますが2月29日に、ミツバチの初内検をしました。

2月初旬から巣箱の蓋を開けて、様子は確認していたのですが、巣板を持ち上げての内検は越冬後初めて。3蜂場あるうちの1つの蜂場だけで、内検を行いました。

2016年ミツバチ初内検

毎年、このときは緊張します。

調子が良さそうな群でも、いざ巣板を引き上げて見てみると、ダニの被害が深刻な群があるときがあります。

そのような群は、その後消滅するか、運が良くても採蜜群には育ちません。

2月29日に内検した蜂場は、すべて順調。

また女王蜂の産卵も確認できました。産卵圏が8枚にも広がっている超優良群もありました。

このようにミツバチが順調ならば楽しいのですが、1群でも不調な蜂群を見ると、途端にブルーになります。

蜂群がどのような状態でも、やるべきことを淡々としていかなくてはいけません。まだまだ、修行が足りませんね。

早春の蜜原花、オオイヌノフグリ

キッチンガーデンには、オオイヌフグリがたくさん咲いていて、ミツバチ達が訪れています。

オオイヌノフグリは、早春の蜜原花の1つです。いま、ミツバチ達が盛んに訪れています。

オオイヌノフグリは漢字では、大犬の陰嚢と書きます。大きな犬のいんのうですよ。すごい名前ですね。

オオイヌノフグリの名前の由来

日本には、オオイヌノフグリよりも少し小型で花の色がピンクの「イヌノフグリ」という野草があります。明治時代に外来種として日本にきたオオイヌノフグリは、日本の在来種よりも大きい花ということで、オオイヌノフグリという名前になったといいうことです。

イヌノフグリの果実は、雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いたのですが、オオイヌノフグリの果実はハート型で、フグリに似てはいません。
(引用:ウィキペディア

「この花の名前って何だっけ?」

以前、家に来た若い女性がキッチンガーデン一面に生えているオオイヌノフグリを見て、「あー、この花知っている。」と言うので。

僕は、「へー、何ていう花だっけ?」と聞いたのです。このときは、度忘れして花の名前が出てこなかったのです。

「えーと、えーと・・・」若い女性は、なんだかもじもじしていました。

後になって、花の名前を思い出してから、この女性には悪いことをしたなーと反省したのでした。(笑)

オオイヌノフグリの別名には、「天人唐草」、「星の瞳」、「瑠璃唐草」があります。良い名前ですねー。今からでも遅くはないので、名前を変えたらどうでしょうか?

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