田舎暮らしでありがたいのが、その土地でとれたものを近所の人からいただくことですよね。
畑でとれた野菜や、海でとれた海藻や魚貝類。
時には、イノシシやシカの肉なども。
あ、新しく引越してきたこの場所はクジラの町だから、もしかしたらクジラがやってくるかも。
ちょっと、楽しみだなぁ。
近所の人にワラサをいただく
先日、近くの海で釣ったというワラサを、近くの人からいただきました。
まさに天然モノの貴重なお魚。
この魚は大きさによって、ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと名前が変わる出世魚です。
ブリの手前の大きさのものを、ワラサと呼びます。
80cmを超えるとブリ。
いただいた魚の長さを計ってみると、60cmを少し超えるほどの大きさでしたからワラサですね。
ブリは、漢字で「鰤」と書きます。
さかなへんに、師走の師を用いているのは、12月になると脂が乗って美味しくなる魚という説もあります。
もらった魚も、まるまると太っていて、見るからに脂が乗っているのが分かります。美味そうだなぁ。
ワラサを食べつくす
さあ、どうやって食べようか?
とりあえず、3枚に下ろすことにしました。
60cm以上もある大きな魚だから、ボリュームのある身がとれました。
食べごたえがありそうだ。
1日目は、刺し身で食べる
やっぱり最初は刺し身だな、ということで半身の半分を刺し身で食べることにしました。
まずは、腹骨をすいて、皮を引きます。
そして、刺し身にしました。
ちょっと厚めに切ってみました。
わさびと醤油を付けて、口の中に放り込むと、ねっとりとした身が舌にからまってくる。
さらに、ワラサの脂の旨みが口のなかに広がる。うーん、ウマイ。
2日目は、ブリしゃぶで食べる
ブリしゃぶは、刺し身よりは薄めにして切りました。
一緒に鍋に入れたダイコン、ブロッコリー、ナバナ、長ネギも近所からのいただきもの。
酒、塩、昆布で取ったダシ汁のなかに、ワラサの切り身を箸でつまんで、「しゃぶしゃぶ」と踊らせます。
引上げるタイミングは、切り身の中心がほんのりピンク色になるのがイイ頃合いだと書いてある本もあるけど、ボクはシッカリ火を通して食べるほうが好き。
今回は、ポン酢でいただきました。
3日目は、ヅケで食べる
醤油と味醂を1:1でワラサの切り身を漬け込んで、ヅケを仕込む。
翌日のお昼に、ヅケ丼でいただきました。
アラは、ブリ大根にする予定
アラは、スープストックにするかブリ大根にするか迷ったのですが、もらった大根があるのでブリ大根にする予定。
アラは冷凍して出番待ち。
まとめ
いただきものの魚を堪能しました。
田舎暮らしは、美味しい。