養蜂日記

ダニ退治、バジルペースト

梅雨に戻ったような天気が続いている。

恵みの雨だ。

田舎で農的な暮らしをしていると、梅雨は梅雨らしく、夏は夏らしく、と普通の季節の変化を望むようになる。

異常な天候は作物の不作につながるので、おろおろと不安な気持ちになってしまう。

ボクは、もうすっかり農民だ。

これからは、百姓を目指して暮らしていきます。
家も自分で建てなければ。

ダニの駆除

ダニトラップ

さて、ミツバチの内検サイクルに沿って仕事を進めているので、この雨のなかでもやらなくてはいけないことがある。
ああ、ホントは家でゆっくりしたい。

巣箱に仕掛けているダニトラップの交換である。

交換が遅れると、せっかく巣房にもぐりこんでいるダニが、新しく生まれた子供と一緒に出てしまう。

なので、雨空を見上げながら、小雨のときを選んでダニトラップの交換を行った。

天気が悪いと、ミツバチたちの気が立っている。

今日も、ある巣箱では、ズバババと一気に5発くらい刺された。

夏は長袖のTシャツと薄いズボンを着て作業しているので、服の上からでも針が刺さるのだ。

養蜂を始めて20年近くになるけど、刺されると「ぐぬぬ」と痛がるのは変わらない。
焼け火箸を刺されたような感じになる。(実際にそんな経験はないが)

はじめの頃は、刺されたところが1週間くらい腫れていたけど、最近は2,3日で腫れは引くようになった。

もっと厚い作業着を着ればいいじゃんと思うかもしれないが、そうしたら暑さでやられてしまうかもしれない。

どっちを取るかですね。

養蜂家は、ガンにかかる率が一番低い職業だというドイツの統計結果がある。

ミツバチに刺されることで、病気を予防しているのかもしれない。

ミツバチの毒液は、天然の抗生物質だと言われている。

だから、ボクはミツバチに刺されると、(あ、これで病気の予防ができた)と思うようにしている。

頭なんかに刺されると、脳卒中の予防ができたと喜んでいる。

バジルペーストをもらう

バジルペースト

友だちにバジルペーストをもらった。

早速、冷蔵庫にあったクリームチーズ、モッツァレラチーズとトマトで2品。
そして、パスタを作った。

トマトとチーズ

ジェノベーゼパスタ

スゴく美味しかった。

先日大手メーカーのバジルソースを買ったのだけど、不味くてすぐ捨ててしまった。

もらったバジルペーストは、正真正銘のホンモノ。

自分でも作ったことがあるから分かる。

本当に美味しいものは、なかなか店では買えないんだよね。

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